上司「獣医師はビジネスだってことを忘れるな」私「...」→そんな体制に嫌気がさしていた・・・。

8年前私が体験した話です。

大学を卒業して獣医師免許を

取ったばかりの頃のお話。

少し長くなりますが

ある出来事が有り今回一区切りとして

今一度あの体験を思い出し書いていきたいと思います。

よろしかったらお付き合いください。

 

私は大学附属の動物病院に勤務していた。

大学附属と言っても動物病院なんで

そんなに大きい施設ではなかったが。

私の上司に当たる獣医師は

「獣医師業務は慈善事業でも

野良犬・野良猫の保護でもない。

そのへんにいる動物を

片っ端から助けていたら破産する。

ただでさえ給料が少ないのだから

利益をいかにして出すか。

獣医師はビジネスだってことを忘れるな。」

そんなことを常日頃から言っている人だった。

何となく大沢たかおに似ていたため以下大沢とする。

 

大沢は私の10歳年上の

所謂中堅ポジションとして病院では活躍していた。

「獣医はビジネス」という考えが

理解できなかった私は大沢が大嫌いだった。

しかし、それが病院の理念でもあり

ほとんどの獣医師がその理念のもと働いていた。

 

もともと動物が好きで

獣医師を目指してきた私にとっては

病院が掲げるその理念は衝撃的であった。

もちろん動物が好きなだけでは

この仕事が務まらないのもわかっていたし

獣医師は法律上人間のために存在する

資格であることもわかっている。

しかし、私の中での獣医師像とはかけ離れた

「ビジネス、利益至上主義」

のその病院のことは、どうしても好きになれなかった。

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